皆さんこんにちは!
アンバーマリブ株式会社の更新担当中西です。
私たちの身の回りには、さまざまな建物があります。
住宅。
店舗。
事務所。
工場。
倉庫。
病院。
学校。
商業施設。
普段は完成した建物を見ることが多いため、その内部にどのような構造が使われているかまで意識することは少ないかもしれません。
しかし建物を安全に支えるためには、柱や梁などの構造部分が欠かせません。
そこで重要な役割を担っているのが鉄骨工事業です️✨
鉄骨工事とは、工場などで製作された鉄骨部材を建設現場へ搬入し、クレーンなどを使って組み立て、建物の骨組みをつくっていく工事です。
柱。
梁。
ブレース。
階段。
庇。
その他さまざまな部材。
これらを図面通りの位置へ組み立て、ボルトや溶接などによって接合していきます。
完成後には外壁や内装で隠れてしまう部分も多いですが、建物を長期間支え続ける非常に重要な工事です。
今回は、住宅・店舗・工場などの建築という視点から、鉄骨工事業にどのような需要があるのか詳しくご紹介します。
鉄骨工事というと、大型工場や高層ビルをイメージする人も多いでしょう。
しかし住宅にも鉄骨造があります
住宅の構造には、
木造。
鉄骨造。
鉄筋コンクリート造。
など、さまざまな種類があります。
鉄骨造では、建物を支える柱や梁に鋼材を使用します。
工場で製作された鉄骨を現場へ運び、
柱を建てる。
梁を取り付ける。
ボルトを締める。
必要に応じて溶接する。
という工程を進めながら建物の骨組みを完成させます。
鉄骨は強度が高く、構造計画によっては大きな空間を確保しやすいという特徴があります。
住宅でも、
広いリビングをつくりたい。
大きな窓を設けたい。
ビルトインガレージをつくりたい。
といったニーズがあります✨
こうした建築を支えるため、鉄骨工事の技術が活躍しています。
飲食店や小売店などの店舗でも鉄骨造は多く使われています
特に郊外型店舗では、
広い売り場。
大きな駐車場。
高い天井。
大きな開口部。
などが求められることがあります。
コンビニ。
ドラッグストア。
スーパーマーケット。
飲食店。
自動車販売店。
こうした建物では、柱の本数を抑えながら広い空間をつくりたい場合があります。
鉄骨構造は、こうした用途との相性が良い建築方法の一つです。
店舗にとって空間の使いやすさは売上にも関係します。
柱が多ければ、
商品棚を置きにくい。
客席レイアウトが制限される。
車を展示しにくい。
といった問題が起こります。
つまり鉄骨工事は、建物を支えるだけでなく、店舗経営に適した空間づくりを支える仕事でもあるのです✨
鉄骨工事が特に活躍する分野の一つが工場です
工場では、
大型機械を設置する。
クレーンを使用する。
生産ラインを配置する。
製品や材料を移動させる。
といった用途があります。
そのため一般住宅よりも大きな空間が必要になります。
また工場によっては天井を高くしたり、大型車両が出入りできる開口部を設けたりする必要があります
鉄骨造なら、構造計画に応じて大きなスパンを確保しやすいため、工場建築で採用されることがあります。
工場建設では、
柱。
梁。
クレーンガーダー。
階段。
架台。
など、多くの鉄骨部材が使用されます。
そのため大規模な工場になるほど、鉄骨工事の規模も大きくなります。
物流倉庫でも鉄骨構造は重要です
倉庫では大量の商品を保管するため、
広い床面積。
高い天井。
大型ラック。
フォークリフト動線。
トラック搬入口。
などが必要です。
特に物流センターでは、柱の配置によって作業効率が大きく変わります。
柱が多すぎればフォークリフトが移動しにくい。
ラック配置の自由度が下がる。
大型車両が入れない。
といった問題につながります。
そのため大空間を確保しやすい鉄骨構造が活用されます。
ネット通販や物流サービスなど、商品を保管・配送する施設が必要とされる限り、物流倉庫建設に伴う鉄骨工事需要も存在します。
鉄骨工事は、大きな鉄の柱や梁をつなぐだけの仕事ではありません。
構造物として正しい位置に組み上げる必要があります。
柱が少し傾く。
梁の高さが違う。
ボルトの締め付けが適切でない。
こうした問題があれば、その後の建築工事にも影響します。
そのため、
水平。
垂直。
高さ。
通り。
を確認しながら施工します
建物全体の骨組みとなるため、非常に高い施工精度が必要です。
鉄骨工事に携わる職人には、図面を読む力と現場で正確に組み立てる技術が求められます。
鉄骨部材は非常に重量があります。
人の力だけで持ち上げることはできません。
そこでクレーンを使って部材を吊り上げます️
地上で鉄骨を玉掛けする。
クレーンオペレーターへ合図する。
指定された位置へ吊り上げる。
鉄骨を受け取る。
仮止めする。
という流れで作業を進めます。
数トンにもなる部材を扱うことがあるため、少しのミスでも大きな事故につながる可能性があります。
そのため、
玉掛け。
合図。
立入管理。
声掛け。
など、安全確認を徹底します
鉄骨工事は、一人の技術だけでは成立しません。
クレーンオペレーター、鳶職、溶接工、現場監督など、さまざまな人と連携するチームワークが必要です。
鉄骨部材を接合する方法の一つに高力ボルトがあります
柱と梁などをボルトで固定し、建物の構造をつくります。
ただし、
「強く締めればいい」
というものではありません。
所定の方法で適切に施工し、必要な締め付け状態を確保します。
ボルトの種類。
施工手順。
接合部の状態。
などを確認しながら作業します。
完成すると接合部分は目立ちませんが、建物を支える非常に重要な部分です。
鉄骨工事では、このような細かな施工の積み重ねが建物全体の品質につながっています。
鉄骨工事では溶接が必要になることもあります
鉄と鉄を高温で溶かし、接合します。
溶接部には構造上大きな力がかかることもあるため、高い技術が必要です。
見た目がつながっているだけでは十分ではありません。
適切な条件で施工し、必要な品質を確保します。
そのため鉄骨工事会社にとって、経験豊富な溶接技術者は重要な人材です
特に特殊な形状や現場溶接が必要な工事では、熟練した技術が求められます。
鉄骨工事は建物本体の柱・梁だけではありません。
鉄骨階段。
手すり。
庇。
デッキ。
架台。
などの施工にも関わります
例えば工場では、
設備点検用の階段。
作業用ステージ。
機械を支える架台。
などが必要になることがあります。
建物完成後に、
「この場所に新しい作業台をつくりたい」
「設備へ上る階段を追加したい」
という需要が生まれることもあります。
つまり鉄骨工事は、新築時だけではなく、既存建物への追加・改造工事でも需要があります。
工場や倉庫では、大型トラックや重機が建物内へ入ることがあります
そのため、
高さ5メートルの入口が欲しい。
大型シャッターを設置したい。
という要望があります。
住宅のように細かな柱がたくさんある構造では、大きな開口を確保しにくい場合があります。
そこで鉄骨構造の特性を活かして、大きな開口部を計画します。
物流・製造業では、
建物の使いやすさ=事業の効率
になるため、鉄骨工事の施工精度が企業活動にもつながっています。
鉄骨造はオフィスや事務所建築にも利用されます
企業が成長して、
社員が増えた。
会議室が必要。
倉庫と事務所を一体化したい。
という場合、新しい事務所を建築することがあります。
鉄骨造では比較的自由な空間計画がしやすい場合があり、企業の業務スタイルに合わせた建物をつくることができます。
また工場に隣接した事務所棟などにも利用されます。
企業の新拠点建設や設備投資が行われる限り、鉄骨工事への需要も発生します。
鉄骨を建てる前には、コンクリート基礎が施工されています。
その基礎部分には、鉄骨柱を固定するためのアンカーボルトなどが設置されます。
鉄骨側と基礎側の位置が合わなければ、柱を正しく建てることができません
そのため鉄骨工事では、
基礎位置。
アンカーボルト。
柱芯。
レベル。
などを確認します。
建設現場は、一つの工事だけで完成するものではありません。
基礎工事。
鉄骨工事。
屋根工事。
外壁工事。
設備工事。
内装工事。
多くの業種がバトンをつなぎながら建物を完成させます。
鉄骨工事は、その中でも建物全体の形を決める非常に重要な工程です。
鉄骨工事が遅れると、その後に予定されている工事も進められません。
屋根。
外壁。
床。
設備。
など、さまざまな工程が鉄骨完成を待っています。
そのため元請会社にとって、
「予定通り鉄骨を建てられる会社」
は非常に重要です⏰
鉄骨搬入。
クレーン手配。
作業員配置。
天候。
現場条件。
などを考慮しながら工程を管理します。
品質だけでなく、工期を守る能力も鉄骨工事会社への需要を左右します。
鉄骨建方は屋外作業です。
雨。
風。
台風。
などの影響を受けます️️
特に強風時のクレーン作業は危険です。
大きな鉄骨部材が風にあおられる可能性があります。
そのため、
今日施工できるか。
途中で中止する必要があるか。
を現場責任者が判断します。
予定を守ることも重要ですが、安全を犠牲にすることはできません。
適切な判断ができる現場管理能力が求められます。
鉄骨工事では高所作業があります。
建物の骨組みだけの段階では、完成後の床や壁がまだありません。
そのため墜落・転落防止などの安全対策が非常に重要です
安全帯。
親綱。
作業床。
立入管理。
工具落下防止。
など、さまざまな対策を行います。
安全管理を徹底している会社は、元請会社からも信頼されやすくなります。
「鉄骨を組める」
だけではなく、
「安全に鉄骨を組める」
ことが企業としての重要な価値です。
鉄骨工事業は、住宅から店舗、工場、倉庫、オフィスまで幅広い建物を支えています。
鉄骨住宅。
店舗。
工場。
物流倉庫。
事務所。
階段・架台。
さまざまな建築に鉄骨技術が利用されています。
鉄骨工事の仕事は、完成後には外から見えにくくなる部分も多い仕事です。
しかし柱や梁は、何十年にもわたって建物を支え続けます。
だからこそ、
正確な寸法。
確実な接合。
安全な作業。
工程管理。
が非常に重要です。
鉄骨工事業は、建物の形と強さを支える「骨格づくり」の専門工事です️✨
企業活動や人々の暮らしに新しい建物が必要とされる限り、その骨組みをつくる鉄骨工事への需要もこれから続いていくでしょう。